どうも、ゆうぺっくすです!
今回はZDGamingさんにご提供いただいた、大人気コントローラー「Ultimate Legend」専用の新スティックモジュール3点の徹底比較レビューをお届けします。
結論から言うと、3種類すべてがAPEXのリニア感度(特に4-3リニア等)で真価を発揮する超高精度な仕上がりでした。しかし、波形測定と実戦での撃ち合いを重ねるうちに、それぞれが全く異なる「尖った個性」を持っていることが判明しました。
「自分にはどのモジュールが一番エイムアシストが乗るのか?」「遠距離と近距離、どちらを優先すべきか?」がこの記事一本でハッキリと分かります。ぜひ最後までじっくりご覧ください!
UltimateLegendの本体レビューや新設定ソフトウェアの解説はこちらから👇️
K-Silver JT13Pro|迷ったらコレを選べ!撃ち合いで絶対に破綻しない「実戦型パーフェクトバランサー」
まず最初にご紹介するのは「K-Silver製 JT13Pro」です。
JT13Proは、各社がこぞって採用する2026年TMRモジュールの代表格「JS13Pro」をベースに、ユーザー待望の「スティックテンション物理調整機能」が追加された最新上位モジュールです。
ひとことで言うと「急加速もカクつきも一切ない、手の延長のように動く定速巡航リニア」。
従来のJS13Proは、フリークを装着するとテコの原理でテンションがかなり軽く感じられてしまう弱点がありました。好みの重さに物理調整できるこのJT13Proは、個人的にも最も注目していたパーツです。

・スティックテンション調整幅:【最軽:約56gf〜61gf】⇔【最重:約107gf〜112gf】
※計測テスト環境:ポーリングレート8000Hz / ステップ精度:16 / 各デッドゾーン:0 / カーブ曲線:デフォルト
リニア線形:APEX向き操作性の黄金バランス
StickAnalyzerによる3回の連続測定における直線性(Linearity)は84.8%〜89.5%(平均86.4%)を記録しました。



波形を見ると、JT13Proが他2機種に比べて「圧倒的に扱いやすい」と感じる物理的・データ的な根拠がはっきりと表れています。
最も癖がなくオーソドックス。理想線(緑点線)のわずかに下側を綺麗にトレースしながら自然な弧を描いているため、遊びがないのに指を軽く置いただけで画面が不意に暴れない「絶妙な落ち着き」を持っています。
APEXはスティックを倒した瞬間から感度が高すぎると、敵の反転時に照準がアシスト枠を飛び越えてしまいキャッチ力が落ちてしまいます。このJT13Proのマイルドな立ち上がりは、まさにAPEXのリコイルやトラッキングに最も適した線形です。
さらに特筆すべきは製造精度の均一性です。3回の測定で有効分解能が「701 / 708 / 704 steps」と、ブレ幅がわずか7stepsしかありません。日によって操作感がブレない工業精度の高さは圧巻です。
さすがK-Silver
外周エラー:Avg Error 3.8%と「左偏り」の構造的要因

※右スティック(3.8%)がJT13Proの測定結果です。
外周の左偏りに関する検証
波形を見ると、円の左側(9時〜10時方向)および下部にかけて外枠を超える張り出しが確認できます。ただし、この左偏りはRS13など他モジュール装着時にも一貫して発生している現象です。
つまりモジュール自体の磁気不良ではなく、「コントローラー筐体のスティックリングの穴位置」や「内部基板のマウント公差(コンマ数ミリの左寄り)」といった構造的要因によるものかなと推察しています。
- 操作面での注意点: 現状では「左への最大旋回速度が、右方向よりもわずかに手前で立ち上がる」状態になっています。気になる方は、専用アプリ側でアウターデッドゾーンを数%設定し、左右均等に100%を迎えるよう調整するのがおすすめです。
センター復帰率:デッドゾーン小で真価を発揮する「実用安定仕様」

指を離した瞬間の定位置ズレ(Drift)は2.4%。RS13(0.7%)と比べると戻りの甘さがあるため、APEX側で「デッドゾーンなし(完全0)」にすると射撃訓練場で視点がわずかに流れる場合があります。
気になる人はソフトウェアでデッドゾーンを入れるといいです。
ジッター:息継ぎのない極小遅延

・平均インターバル:0.14ms / Jitter(StdDev):0.05ms / 最大遅延:0.46ms
3機種の中で最もジッターが小さく、最大遅れでも0.46msと1msを大幅に下回っています。通信の息継ぎやコマ飛びが皆無なため、激しい撃ち合いの最中に「一瞬視点がカクつく」「弾の出が引っ掛かる」といった違和感をハードウェアレベルで完全遮断しています。
ゆうぺっくす感想
尖った部分を徹底的に排除した「非の打ち所がない優等生」です。近距離の追いエイムから中遠距離の単発・リコイル制御まで、すべての距離感でエイムが乱れません。「4-3リニア」で運用するなら、最も安定させてくれる鉄板の選択肢です。
個人的に感心したのは、テンション調整ダイヤルを回すときの適度な“重さ(トルク感)”です。プレイ中に激しくスティックを倒しても、設定したテンションが勝手に狂ってしまう心配がありません。調整機構付きモジュールとして満点の完成度です。
Ginfull RS13|1ドットの狂いも許さない!研ぎ澄まされた「F1マシン級ピーキー・スナイパー」

・スティックテンション:0.60〜0.63N(固定)
※計測テスト環境:ポーリングレート8000Hz / ステップ精度:16 / 各デッドゾーン:0 / カーブ曲線:デフォルト
リニア線形:一切の遊びを許さない超ダイレクト応答



有効分解能(True Bitness)が約790steps(最大812steps)と3機種中トップを記録。PS5純正DualSense(実質約200steps)の約4倍に迫る解像度を誇り、直線性(Linearity)も90.0%超えを叩き出しました。
倒し始めから終わりまで極めて純粋な直線を描いており、ひとことで言うなら「一切の遊びを許さない、超ダイレクトな直結レスポンス」。
頭1個分を狙うマークスマン(G7や30-30)の遠距離微調整では神がかった精度を発揮しますが、指に力が入っていると「自分の微小な手ブレ」までそのまま画面に伝わってレティクルがプルプル揺れるピーキーさを持っています。これがRS13特有の圧倒的な“キレ”の正体です。
外周エラー:左旋回の立ち上がりが鋭いサークル形状

外周テストでは、真円に近い4%台前半のエラー率(4.3%〜4.4%)をマークしています。
角張りがないため斜めスプリントやスライディングジャンプで引っ掛かりを感じることはありません。
センター復帰率:0.7%の驚異的な「ゼロドリフト」性能

指を離した瞬間のニュートラルズレ(Drift)は驚愕の0.7%。JT13Pro(2.4%)を大きく突き放すセンター復元力です。
「デッドゾーン完全0」に設定しても視点が勝手に流れる心配が極めて低く、指が触れた瞬間から遅延ゼロで初動が立ち上がります。センター復帰率を最重要視するプレイヤーには最高の信頼性です。
ジッター:0.07msの極小揺らぎ
・平均インターバル:0.15ms / Jitter(StdDev):0.07ms / 最大遅延:0.56ms
JT13Pro(0.05ms)に比べると僅かに数値は大きいものの、依然として1msを大きく下回る極小領域で安定しています。入力飛びによるストレスは全くありません。
ゆうぺっくす感想
とにかくキレが良い!Ginfullはリニア感に加え、スティックの立ち上がりにシャープな機敏さがあります。これはGuliKitモジュールの粘りあるキレとはまた違った鋭さです。
初動から感度が高すぎると感じる人は、アプリ側のレスポンスカーブで初期をわずかに出力側に寝かせてあげるとアシストの引っ掛かりが良くなります。近距離から中遠距離まで高水準でパフォーマンスを発揮してくれるため、今回試した3つの中で個人的に一番メインで使用しています。
Puyao リニアTMR|敵にエイムが吸い付いて離れない!「近中距離インファイト・キラー」

・スティックテンション:0.58〜0.63N(固定)
※計測テスト環境:ポーリングレート8000Hz / ステップ精度:16 / 各デッドゾーン:0 / カーブ曲線:デフォルト
リニア線形:初動爆速からの定速巡航で「AA(エイムアシスト)を逃さない」



ひとことで言うなら「レレレの切り返しに瞬時に反応し、アシスト枠を飛び越えない吸着カーブ」です。
倒し始め(0〜20%)で出力が一気に立ち上がり、中間域(20〜80%)に入ると理想線と綺麗に平行なフラット巡航に入ります。有効分解能は約708steps、直線性も平均88.6%と十分な数値を確保しています。
敵が左右に切り返した瞬間に初動の速さで即座に相手へ照準を合わせ、中間域の安定性でアシストの摩擦ゾーンを外へ飛び越えずにピタッと張り付く——特にインファイトで強烈な吸い付きを発揮するのがこのPuyaoTMRです。
外周エラー:外枠手前で素早くカンストするインファイト向けプロファイル

エラー率は4.4%〜4.9%(別ソフト測定時7.0%)。他モジュールと同様に左下への張り出し傾向がありますが、インファイトでの激しい視点反転や斜めスプリントにおいて、スティックを奥まで倒し切らなくても素早く最高速度に乗るため、前線でのキャラコンのテンポが落ちません。
センター復帰率:実用十分な「Drift 1.5%の安定圏」

センターズレは1.5%。RS13(0.7%)には及びませんが、JT13Pro(2.4%)よりも優秀な復帰精度を記録しました。
定期的にキャリブレーションすることでズレは改善されるので問題ありません。
ジッター:0.06msの超高速応答

・平均インターバル:0.14ms / Jitter(StdDev):0.06ms / 最大遅延:0.65ms
実効ポーリング約7,911Hzの超高速通信を維持し、Jitterは0.06msと極小。近距離でスティックを左右に激しく往復させてもパケット落ちによる引っ掛かりがなく、指の往復がスムーズにゲーム内へ反映されます。
ゆうぺっくす感想
CARやプラウラー、R-99、ピースキーパーを持って敵の懐に飛び込むアタッカーにベストマッチなモジュールです。
PADのエイムアシストが調整された現行のAPEX環境に最も噛み合っている印象を受けました。いい意味で過剰なキレがなく、アシストの枠を飛び越えないため、近接戦闘でのキルタイム(TTK)はPuyaoリニアTMRが一番安定して出せています。インファイトの撃ち合いに勝ちたいならコレ一択です。
【徹底比較】3機種のスペックまとめと選び方ガイド
| 比較項目 | K-Silver JT13Pro | Ginfull RS13 | Puyao リニアTMR |
|---|---|---|---|
| 実効分解能 | 約704 steps(ブレ幅7) | 約790 steps(ブレ幅61) | 約708 steps(ブレ幅89) |
| 直線性 | 約86.4%(マイルド) | 約90.0%(高精度リニア) | 約88.6%(初動クイック) |
| 外周エラー率 | 3.8%(真円寄り) | 4.3%〜4.4% | 4.4%〜4.9% |
| センター復帰率 | 2.4%(デッド小推奨) | 0.7%(デッド0対応) | 1.5%(実用十分) |
| テンション調整 | ◯(56〜112gf) | ✕(固定) | ✕(固定) |
| ジッター | 0.05 ms | 0.07 ms | 0.06 ms |
- K-Silver JT13Pro(万人向けの実戦最適解):
- 「迷ったらコレ」。中距離のリコイル制御も近距離のトラッキングも破綻させたくない、総合力と製品の均一性を重視する全プレイヤー向け。フリーク装着によるテンション調整をしたい人にもベスト。
- Ginfull RS13(上級者向けピーキースペック):
- デッドゾーン0運用を極めたい人、遠距離の1ドットを逃さないキレとシャープな反応速度を求める中〜上級者向け。
- Puyao リニアTMR(インファイト特化):
- 前線で戦うアタッカー向け。レレレの切り返しに瞬時に反応させ、近・中距離のエイムアシストを最大限に活かしてワンマガ率を上げたい人向け。
【結論】APEXで「本当に強い」モジュールはどれだ?
波形データ測定と実戦での撃ち合いを徹底的に重ねた私の最終結論をお伝えします。
結論、「純粋な撃ち合いの勝率(キルタイム)」を最も引き上げてくれたという意味で、APEXにおいて個人的に『本当に強い』と感じたのは【Puyao リニアTMR】でした。
もちろん、総合的な工作精度やリコイルの安定性では「JT13Pro」が最もバランス良くまとまっていますし、中・遠距離の精密エイムや瞬発力なら「RS13」のキレが勝ります。
しかし、現行のAPEX環境において勝敗を分けるのは、やはり「近距離〜中距離での強引なワンマガ(エイムアシストの吸い付き)」です。初動の速さで即座に敵を枠内に捉え、一定速度の巡航でアシストの摩擦ゾーンを外へ飛び越えないPuyaoの線形カーブは、理屈抜きで実戦の撃ち合いを一番強くしてくれました。
……と、ここまでインファイト最強としてPuyaoを激推ししてきましたが、最後に私のリアルな現在の結論をお伝えします。
APEXの撃ち合いにおいて「最も強い」モジュールは間違いなくPuyaoリニアTMRで一致しています。ですが、私自身のエイム思想のベースは「中距離感度特化」なんですよね。
中距離での1ドット単位の精密な微調整や、マークスマン・アサルトライフルのリコイル制御、そして何よりデッドゾーン完全ゼロで扱える圧倒的なセンター復帰率(0.7%)のキレ味を最優先したい私のプレイスタイルにおいては、個人的に「Ginfull RS13」を一番メインで使用しています。
「万人に刺さる実戦上の強さ(Puyao)」と、「自分の交戦スタイルに最も馴染む相棒(RS13)」。この違いこそが、スティックモジュールを交換してコントローラーをカスタマイズする最大の醍醐味だと感じています。
- 左へ倒した時: 物理的な壁に当たる手前で一足早く入力100%(最高速)に達してしまう
- 右へ倒した時: スティックを外枠の壁まで目いっぱい倒し切っても、最大入力(100%)にわずかに届かない
まとめ:モジュール交換でパッドは「プレイスタイルに合わせて化ける」時代へ
コントローラーを丸ごと買い替えることなく、数千円のスティックモジュールを付け替えるだけで打感を劇的に変えられるのが、ZD Gaming「Ultimate Legend」の最大の強みです。
実は今回、各モジュールの性能を限界まで引き出す「ゆうぺっくす流・おすすめ詳細設定」まで合わせて公開する予定でした。しかし、結論から言うと今回は胸を張って100%おすすめできる設定数値の公開をあえて見送ることにしました。
【検証の裏側】右スティックに立ちはだかる「マウント公差の壁」
各モジュールの外周テスト結果を見てお気づきの方もいるかもしれませんが、私のUltimate Legendは現在、「右スティック内部基板のマウント公差(物理的な軸の左寄り)※推察」という根深い問題に直面しています。
円の入力判定が全体的に左側へオフセットしてしまっているため、以下のようなジレンマが発生してしまっている状態です。
右側の入力を100%まで届かせるためにアウターデッドゾーンを広げたり、レスポンスカーブ(線形)をいくら調整しても、今度は左側のカンストがさらに早まってしまい、「左右の旋回フィーリングの非対称さ」をソフトウェアだけで完全に相殺しきれないのが現状です。
妥協した中途半端な設定数値を読者の皆さんにお届けするわけにはいきません。この物理的な軸ズレ・公差問題は、シェル加工や内部マウントの調整などを含めてなんとか改善できないか引き続き検証していきます!
最後に:あなたに最適なモジュールはどれ?
個体ごとの公差と向き合う奥深さはあるものの、モジュール単体の素性としてはどれも現行最高峰のクオリティでした。
「撃ち合いが絶対に破綻しないオールラウンドな安定感(JT13Pro)」を取るか、「1ドットを逃さない超高解像度なキレ(RS13)」を取るか、それとも「近距離のエイムアシスト吸着力(PuyaoリニアTMR)」に特化するか。
ぜひ今回の実測データと私のリアルな打感を参考に、あなたのプレイスタイルを劇的に進化させる最高のスティックモジュールを見つけてみてください!
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