どうも!
今回はZDGaming「Ultimate Legend 8K」を徹底レビューしていきます。

Ultimate Legendと言えば、APEX界の皇帝ImperialHalが使用していたPADとして名前知ってる!っていうAPEXプレイヤーも多いと思います。
技適認証がなく、日本流通が無かった為、私自身今回初めてZDGamingのPADを使わせてもらったんですが、さすがImperial Halが認めたPADを生み出した企業だなとすぐに納得しました。
ZDGamingについてちょっと調べてみたところ、「熱心なゲーマーたちによって設立され、設計・開発・製造を一貫して自社で行っている」ブランドとのこと。
この「一貫体制」、実際に使ってみて伊達じゃないなと感じました。後述しますが、換装中にトラブルが出た時に担当者さんへ連絡したら、驚くほど早く親身に対応してもらえたんですよね。
設計から製造、サポートまで自社完結しているからこそ、ユーザーの声がダイレクトに製品やファームウェアの改善に反映されやすい体制なんだろうなと思います。
最近で言えば、LEADJOYなんかも新興メーカーながら、構造やセンサー選定の細部にまでこだわりが見える技術力・ノウハウを感じるブランドで、ZDGamingもどこか近い匂いを感じます。
ただZDGamingは特に「一台を長く育てていく」というモジュール思想が強く出ているのが個性かなと思います。
そして今回みんなに紹介したい「ZD Ultimate Legend 8K」ですが、このモデルを一言で言うと「圧倒的なカスタム性と超高スペックの融合」。
当時のモデルからポーリングレート8Kモデルに進化を遂げた最新の「ZD Ultimate Legend 8K」がAPEXプレイヤーの悩みを解決するPADなのかしっかり解説していくので最後まで見てもらえたら嬉しいです。
最後にビッグニュースもあるよ!
INDEX
まずは結論
モジュール換装で進化し続ける、ゲーマーの「終着点」
| ハードウェアの作り込み | ★★★★★ |
|---|---|
| 性能(精度・遅延) | ★★★★★ |
| 快適さ・エルゴノミクス | ★★★★☆ |
| ソフトウェア | ★☆☆☆☆ |
| コスパ | ★★★★☆ |
良かった点
- ●拡張ボタンが合計8個(背面パドルレバー×2・背面ボタン×2・ショルダー×2・フロント×2)という業界最高水準の拡張性
- ●TMRスティックモジュールがホットスワップ式でモジュール自体は工具なし交換可能(フェイスプレート開閉にはプライ工具があると安心)。最新のJS13 Proへの換装にも対応し、これ一台を育てていける設計
- ●背面パドルレバーの形状と配置が絶妙で、誤爆しにくく指への収まりが良い
- ●中心デッドゾーンはほぼゼロで、換装モジュールが変わってもニュートラル精度は安定。ただし右スティック外周には個体傾向とみられるクセもあり、詳細は後述
- ●実測ポーリングレートがカタログ値の8000Hzにほぼ一致(Gamepad Testerによる個人計測で7000Hz超えを確認)
- ●有線時のボタンレイテンシ約2.43ms・スティックレイテンシ約1.44msで、応答速度はトップクラス
気になった点
- ▼専用ソフトウェアが日本語未対応(中国語・英語のみ)。UI全体が英語で設定のハードルが高い
- ▼本体重量約312g(実測)。バッテリー・バイブレーションモーター6基の構成上やむを得ないが、長時間プレイでは疲労感が出る場面も
- ▼技適未取得のため、2.4GHzドングル・Bluetoothのワイヤレス接続は国内では使用に注意が必要。本レビューは有線接続のみを前提に検証
- ▼背面・ショルダーボタンはマクロ設定経由でないとボタン割り当てができない仕様
- ▼Xeno Plusなど低価格帯に強力な競合が台頭し、コスパ面での絶対的な優位性は以前より薄れている
- ▼USB接続時にごく稀に瞬断が発生する場合がある(デスク設置時の振動などが要因と推測、実害は軽微)
ハードウェアの作り込み
ハードウェアの作り込みに関しては★10付けたいくらい、過去最強クラス。
ZDGamingの”こだわり”と”徹底したゲーマー目線”が見事に形になったPADです
欲を言えば「軽量化」、「グリップ部分の厚みを解消」出来ればパーフェクトって内容です。
スペック的にはハイエンド機に当たり、3万~4万する他社のハイエンド機と比べると価格は日本円で約16000円くらいで買えちゃいます。安い。
GameSirの「G7 Pro 8K」と同価格帯ですね。
快適さ・エルゴノミクス
PADを持った時に一体感を得られる各ボタンのレイアウト位置はピカイチ。
ただ、PADの中では重量級の300g超えの為★4としました。
自分で軽量化できる人はやったほうがいいと思います。
ソフトウェア
内容に関しては、他メーカーにはない「1単位で調整できるステップ精度」があったり、
感度カーブも8点式でいい感じ。ただ、最近のTMRスティックのリニア精度からいくと、あまり感度カーブいじらなくても、いいエイム出来ちゃうんですよね。
「ZD Ultimate Legend 8K」もJS13ProやDS13-MAXという超エイムしやすい換装モジュールがあるのでこのあと、線形テストもしていますので参考にしてください。
専用ソフトウェアが日本語未対応(UI言語は英語・中国語のみ)。設定のハードルが高い
また、設定ソフトウェアに関しては「メーカー公式のGoogleドライブ配布(クラウド直リンク版)」となっており、これにはバグ修正やファームウェアの緊急アップデートを最速で行えるという開発者のメリットもありますが、なんせセキュリティ警告が出やすいので日本人には難点のひとつと言っていいかもしれません。
SLE(SuperLegendExcellence)と同じくソフトウェアに関しては、日本ユーザーは考える余地がある為、これに関しては詳しく後半で解説していきます。
仕様・スペック
仕様・スペックに関しては以下、まとめておいたのでご覧ください。
サイズや重量は私が計測しましたが、個人計測なので誤差あります。
外観・接続仕様
| 価格(参考) | $99.99(ZDGaming公式サイト直販)※換算すると約16000円前後 |
|---|---|
| サイズ | 158 × 105 × 67 mm |
| 重量 | 約312g(実測)/メーカー公表値 302g±10g |
| 接続方式 | 有線(USB Type-C)/2.4GHz(専用ドングル)/Bluetooth ※2.4GHz・Bluetoothのワイヤレス接続については、日本国内の技術基準適合証明(技適)を取得していない可能性が複数のレビュー・報道で指摘されています。詳細は本文の注意点セクションをご確認ください。有線(USB)接続はこの問題の対象外です。 |
| 対応プラットフォーム | PC(Windows 10/11)/Nintendo Switch・Switch 2/Android/iOS ※Xbox・PlayStation本体には非対応 |
| バッテリー | 1500mAh(連続使用10〜15時間、温度管理機能付き) |
| 充電 | USB-C有線充電/オプションでマグネット式充電ドック対応(別売) |
| 付属品 | 本体、2m編込みUSBケーブル、ワイヤレスレシーバー、交換用D-Padプレート(複数種)、Switch/Xboxレイアウト用ボタンセット、ユーザーマニュアル |
| 保証 | 12ヶ月保証 |
内部構造・操作系仕様
| アナログスティック | TMR方式、ホットスワップ対応モジュール構造(工具不要で交換可能) |
|---|---|
| トリガー(L2/R2) | Hall効果方式/マイクロスイッチ方式の切替式(リニア操作とクリック感のあるストップを選択可) |
| ABXYボタン | Kailh Purple Gold製マイクロスイッチ、キャップ交換可(Nintendo配列ボタンセットが付属) |
| 背面・追加ボタン | 背面パドル×2+リアボタン×2/追加ショルダーボタン×2/フロント追加ボタン×2(左右スティック下) |
| バイブレーション | 6モーター構成、6軸モーションセンサー対応 |
| ポーリングレート | 8000Hz(有線)/900Hz(2.4GHz)/250Hz+(Bluetooth) ※メーカー公式スペックシート(型番ZD-U28)や一部海外レビューでは有線3000Hzという表記も見られますが、Gamepad Testerによる実測で有線時7000Hzを超える値を確認しており、ZDGaming公式サイトの「8000Hz」表記を支持する結果となっています。詳細な実測値は性能セクションで紹介します。 |
| レイテンシ | ボタン:有線2.43ms/スティック:1.44ms(Gamepadla調べ) |
| RGB | フルボーダーRGBライトストリップ(リング状) |
| フェイスプレート | 着脱式(標準はフロスト透明、ホワイト・透明グロス等の交換用プレートが別売) |
| 専用ソフト | ZDモバイルアプリ/PCソフトでリアルタイムカスタマイズ対応 |
※特記以外のスペックはZDGaming公式サイトおよびメーカー公式スペックシートに基づきます
ハードウェア所感
正面
背面
下から
上から(背面ボタン・USB Type-C端子)
握り心地:握りやすさ、ラバーグリップシート付きでフィット感100点
握り心地はしっくりくる形状となっています。ただフェイスプレートがやや厚めに出来ている為、PAD全体もやや厚めに感じます。
おそらくフェイスプレートが厚いのはモジュール換装時に何度も取り外す事を考えて強度的に強くしたのかもしれません。この辺は仕様とのトレードオフの関係かな?
そしてラバーグリップ最高です。傷や汚れは付着しやすいですが、プラスチックに凹凸をつけるだけのものに比べ、手に馴染みやすくてGOOD。
一般的なXBOXタイプのサイズ感でMOJHONのRAINBOW3とほぼ同サイズといった感じです。
ボタン構造:拡張性は最高峰。全メーカーに使ってほしいパドルレバー採用
まず、センターボタン以外は全てメカニカルスイッチ式でした。
そしてセンターボタンのみタクタイルスイッチを採用しています。
全体通して「押している感」があってやっぱりメカニカルスイッチ式最高ですね。
実際GamePadlaの実測では、ボタンレイテンシ平均2.43ms(最小1.34ms〜最大3.89ms)とかなり優秀な数値が出ており、「超低遅延」をポーリングレート8Kモデルに進化させたことによって実現させた競技思考の開発努力が見えると思います。
背面ボタン:パドルレバーが背面4つ式の誤爆問題解決策
個人的に感動したことのひとつ「パドルレバー」

これがマジで押しやすいし、誤爆しない。
私、このパドルレバーに武器交換とリロードという超重要ボタンを割り当てているんですけど
アプローチのしやすさ、押し感のフィードバックと個人的に多少他に難があってもコレを使い続けたいくらい、ハードとしての操作感がしっくりきています。
背面ボタン4つ式は主に縦並びと横並びの2種類があるんですけど、いずれも全てボタンだったり、パドル式が多いんですよね。
■LEADJOY:Xeno Plus/MOJHON:STORM 「横並びの背面ボタン」

■Gulikit:TT MAX/Flydigi:Vader 5 Pro(ボタンとパドル)「縦並び背面ボタン」

これ、いずれも割と誤爆しやすいんですよね。(主観)
なので、私的には背面4つ式で誤爆が多くて使えなかったんですが、Ultimate Legendはその誤爆感を解消してくれた唯一のPADで、その要因が「パドルレバー」でした。
拡張ボタンおたくの人は是非、使ってみてほしいです。
ボタンに関してはメカニカルスイッチにしてくれているので、小指でもアプローチしやすいです。これ、タクタイルとかだと小指で押すの地味に疲れるから、他社製品も含めて背面や上部ボタンは全てメカニカルスイッチにしてほしいところです。
トリガー&ショルダーボタン
SLEのときも感じたんだけど、Ultimate Legendもバンパーボタンを押しながらショルダーボタンが押せるんですよね。
他のPADでもできないことはないんだけど、ZDGamingのPADは自然に押せる感じがある。
私、バンパーボタンがエイムと射撃なんだけど、エイム射撃しながらショルダーボタンを押したい時って基本は中指で押すんだけど、Ultimate Legendは中指で押す必要ないのが私のキャラコンの可能性を引き上げてくれています。
ボタン設計のプロ集団っていうイメージついちゃったな。
接続問題
海外のレビューにもあったんだけど、USB接続がたまに切断されることがありました。
深刻なレベルではなく、PADをデスクに置いた時や、USB接続部分に負荷がかかった時に一瞬接続が切れてすぐ再接続される感じ。
おそらく内部の接続部分の問題のような気はするんですが、SLEは切断されることがなかったので、UltimateLegend特有の問題のひとつなのかもしれません。
個体差によるものかもしれないし、接続問題に関しては今後も継続して様子を見ていきたいと思います。
フリークの装着
SLEと同じくXBOXタイプはやや緩めなのでしっかり固定したいなら、PSタイプの方が相性が良さそうです。
私自身はXBOXタイプのまま運用していますが、ある程度力を入れるとフリークが回転してしまうので、PSタイプ装着をオススメします。
ちなみにデフォルトでついているスティックは、硬めのゴム?ラバーっぽい素材で操作はしやすいけど、少し滑りやすいかな?個人的にはしっかりグリップしたいのでフリーク装着推奨です。

珍しい「D-PAD(十字キー)」パーツが豊富
どんなゲームジャンルにも対応できるD-PAD(十字キー)が豊富にあるのも特徴の「ZD Ultimate Legend 8K」

めずらしいのは右上のスティック型。
これ格ゲーとかどうなんでしょうかね?個人的には親指の第一関節とか痛くなってた記憶があるので、このスティック型の十字キーは素人ながら良さそうだなって感じました。
肝心のAPEXではやはり、純粋な十字キーが一番押しやすいです。

ただね、このD-PADもかなり押しやすかったので、シンプル十字キーは鉄板なのでしばらく👇️のデザインのやつを使ってみようと思います。

スティック性能
Ultimate Legend の最大のアイデンティティは、直感的に換装可能な「完全モジュール式」の筐体設計にあります。
私が調べた限りで以下のモジュールと換装可能となっています。
| 純正:TMR | Ginfull | RJ13 TMR |
| TMR | Ginfull | DS13-MAX |
| TMR | K-Silver | JS13Pro |
| ALPS | PuYao | |
| ALPS | PS純正 |
K-Silver製のJS13Proを採用しているメーカーが多い中で、Ultimate LegendはGinfull製のTMRモジュールを装着することができます。
JS13Proもいいけど、GinfullのDS13-MAXめちゃくちゃいいよ。
感覚だけどJS13Proより機敏な感じ。あとね、標準で搭載している「RJ13」も素直な操作感で割と好みでした。
切り返しのキレはGinfullにあるので低感度設定の人でもかなり追えるんじゃないかな。
逆に感度が高いなと感じる人はJS13Proを使うという判断もできるので、DualSense Edgeのようにモジュール換装ができるハイエンド機がDualSense Edgeの半額の値段でできるという部分で個人的にはコスパかなりいいと思います。
最近の傾向として1万円以下で高性能なPADが多い中で、モジュール換装ができる8Kモデルはかなり差別化出来ていてアツいPADです。
標準搭載:Ginfull/RJ13 TMR
まず線形を測定しました。個人測定なのであしからず。

91.5%のリニアリティ(S字型凹みカーブ)により、APEXにおける「リコイルコントロール」や「ミリ単位の偏差射撃」において、手の震え(Tremor)をコントローラー側がカバーし、エイムが安定するスイートスポットを提供してくれていると言えるでしょう。

この測定結果である 1.4% 〜 1.5% という数値はかなりいい数値と言っていいんじゃないでしょうか。これは、360度どの方向にスティックを倒しても、移動量の出力に歪みが一切なく、「完全な正円」としてキャリブレーションされていることを証明しています。
換装搭載:Ginfull/DS13-MAX
これ、私めちゃくちゃ期待していたモジュールなんです。
操作感からいうと、切り返しのキレが一味違いました。
感度が高くなる感覚があり、私のような中距離感度設定者にとってはかなり相性がいいモジュールなんじゃないでしょうか。
正直、個人的にはJS13Proより感触が良かった。


左右ともに、中心からのズレは 0.00(完全な中心)に対してわずか 0.0004 〜 0.009 程度しかなく、この極小のニュートラル精度によって、ゲーム内設定でインナーデッドゾーンを完全に0にする「デッドゾーンなし(Raw)」設定にしても、ドリフト発生なし。
ただ、10回くらいキャリブレーションしましたが、Rスティックの左上と左下にどうしてもアウターデッドゾーン(赤い突出)が残ってしまいます。
Lスティックが0.8%という完璧な円を描けているだけに、この右スティックの『左方向への偏り』は、モジュール換装時に起こった物理的公差によるものと見ています。
換装搭載:K-Silver/JS13Pro
TMRモジュール界の「絶対王者」として大本命視されているモジュール「JS13Pro」。
私のこのモジュールに関しての印象は「初動の軽さとスティックの動き出し精度の高さ」です。

線形性は90.6%と3つの中で最も低い結果となっています。ですが、手動測定なので誤差だと思います。基本的には全てのTMRモジュールでリニア線形を描けていると思います。

左右ともに、中心からのズレは中央値(0.00)に対して「わずか 0.010 〜 0.017」程度に完璧に抑えられており、インナーデッドゾーン0でもドリフトしない数値となっています。
ただ、こちらも10回ほど念入りにキャリブレーションを繰り返しましたが、Rスティックの左上と左下にどうしてもアウターデッドゾーン(外周の遊び/赤い突出部分)が残り、エラー率はDS13-MAXの検証時と全く同じ「3.3%」になりました。
Lスティックが「2.0%」という非常に優秀な円を描けていること、そしてモジュール自体を別メーカー(K-Silver)の新品に変えたにもかかわらず、右スティックの「左方向への偏り(アウターデッドゾーン)」が全く同じ形・パーセンテージで残留したことから、これはモジュールの不良ではなく、Ultimate Legend本体の「右スティック側のスロット精度(物理的公差)」、もしくはトリガーや背面パドルの内蔵マグネットから受ける「局所的な磁気干渉」が原因であると思われます。
モジュール換装方法
分解や換装とか全く不慣れな私でも換装ができるか動画におさめてみました。
結論からいうと、誰でもできます!
ただ、注意点もあるのでそれらを含めて参考にしてもらえたらなと思います。
① フェイスプレート外し~モジュール換装
最初の難関はフェイスプレートを外すフェーズです。
これが初心者には割れてしまうんじゃないかって心配になる部分なんですよね。
外す為に”煽る”工具があると非常に便利です。
私はいつか分解とか内部の確認をしたいと思っていて、予め備えていた工具があったのでスムーズでした。マイナスドライバーとかでも出来ない事はないけど、傷つくので個人的には「プラスチック系」のものを推奨します。
②PAD TESTERで入力信号を確認する
しっかり接続できているかPAD TESTERでチェックしてください。
接続できていない時の映像解説は👇️から確認してください。
③ 再度、換装後…
これ、最初は壊れないかめちゃくちゃ心配なんですけど、慣れたら楽しくなってきます(笑)
色々なモジュールを試したくなりました。
ちなみに換装初心者の私は接続問題が出た時にすぐにZDGamingの担当者さんに連絡入れて親切に丁寧に対応していただきました(笑)
いや、ほんとZDGamingの担当者さんめちゃくちゃいい人で大好きです。
専用アプリ・設定ソフトウェアの使い勝手
結論部でもチラッと触れましたが、「ZD Ultimate Legend 8K」の設定は専用アプリ(PCソフト/ZDモバイルアプリ)から行う仕様になっています。マッピングや感度カーブなど機能面の詳しい話は別記事でじっくりやる予定なので、ここではインストール周りとソフトウェア全体の印象に絞ってお伝えします。
インストール方法
現在の最新ソフトウェアのバージョンとPADバージョンは以下の通りです。
公式サイト(https://zd-gaming.com/)の「サポート→ダウンロード」から確認・入手できます。
① 最新PCソフトウェアバージョン
② PADファームウェアバージョン
③ モバイルアプリ
※バージョンは記事執筆時点(2026年7月)のものです。随時更新されるため、最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。
⚠️ ご利用にあたっての注意
技適認証を受けていない個体でのワイヤレス(2.4GHz/Bluetooth)接続は、日本国内では使用しないでください。有線(USB)接続はこの制限の対象外です。
インストール時に確認したいバージョンの組み合わせ
実は使用中に一度、感度カーブをリニア(直線)にカスタム設定しても、コントローラーを再起動するたびにデフォルトの緩やかなカーブへ戻ってしまうという不具合に遭遇しました。
ZDGamingに問い合わせたところ、原因は「ファームウェア」と「PCソフト」のバージョンの組み合わせがズレていたことでした。
私の場合は、ファームウェアv1.24に対してPCソフトv1.2.9が正しい組み合わせだったのですが、これが「ファームウェアv1.21」ズレていたために正常に動作していなかったようです。

ファームウェアとPCソフトはセットで対応バージョンが決まっているようなので、導入時は公式ダウンロードページに記載されている組み合わせを必ず確認してからインストールすることをおすすめします。
バージョンは今後もアップデートされていくと思うので、この記事の数字はあくまで執筆時点の参考程度に見てください。
主な設定項目
ここではざっくり設定ソフトウェアの中身を紹介します。
具体的な設定方法や解説は別記事で紹介したいと思います。
スティック関係
・デッドゾーン設定(インナー・アウター)
・アンチデッドゾーン
・感度カーブ(8点式)
・ステップ精度(1単位の設定)


ボタン配置設定

拡張ボタンの割り当て、設定は画像下部の「マクロ設定」から行います。
ここで連射機能をONにしたり、キーボードボタンを割り当てたててプレイするとBAN対象になるかもしれないので注意。※自己責任
拡張ボタンに関しては他社のソフトによくある「ボタンを選んで機能を割り当てる」形式のシンプルなマッピング項目は見当たらず、マクロ設定の中に、ボタン入力時の入力速度を調整する項目があるのみでした。

個人的にはボタン配置を考えるのが好きなので、8個も拡張ボタンがあるとたまりません(笑)
ただ、脳はもうしっかりおじさんなので、冒険しすぎると慣れるまでに時間がかかるので程々にイジりたいと思います。
ポーリングレート
USB接続時の設定項目が以下のようになっています。
割と細かく設定できるように項目数を増やしてくれるのでプレイスタイルや環境武器次第で変えられるメリットがあります。

2.4G接続やBluetooth接続時は以下の通り


全体的に設定ソフトウェアとしてはしっかりしている印象です。
こういうモジュール換装機能があるPADはRCフィルター調整があると幅広くモジュール展開もできるし、設定のプレイ幅も出来ていいんじゃないかと感じました。
余談ですが、日本ではRCフィルターにとてつもなく「悪いイメージ」を持たれていますが、Void Gamingがマイナスに振ってもジッター値が増えないとんでもないRCフィルター機能にアップデートしましたよね。
LEADJOYのXeno Plusも競技FW前のバージョンはブレないRCフィルターを搭載していたんですが、個人的にはRCフィルターで問題視されていた「ジッター」という弱点(一部はアンチリコイル、AA増やすと騒がれていましたが)がなくなって最強になったなと感じています。
結論からいうとジッターは弱点でしかないです。APEXでも私の主観ですが一切メリットないです。デメリットがなくなって本来のマイナス振りのメリットが残った。一部でも言われていますが、おそらく平和的な解決はエイムアシストの調整ですね。
ジッターが無いRCフィルターはAPEXでの問題に触れないと思うのでZDGamingさんにも是非搭載してほしいなと思います。
ダウンロード時にセキュリティ警告が出た場合の対処法
先ほどの「1.24バージョン更新」を試みた際、アップデートファイルを実行しようとしたところ、Windowsセキュリティが「脅威」として検出し自動削除するという事象が発生しました。これはGoogleドライブ配布版・公式サイト掲載版のどちらでも同様でした。
念のためZDGamingの担当の方に確認したところ、次のような回答をいただきました。
「これは、現在提供しているワンクリックアップデートツールにおける既知の誤検出です。実行ファイル自体は安全ですが、フラッシュ処理中にコントローラーとやり取りする仕組み上、セキュリティチェックがトリガーされてしまいます。現時点では、このファイルをウイルス対策ソフトの例外リストに追加しておけば、問題なく実行できます。」
恒久対策としては、近い将来デスクトップソフト自体が不要になるWebベースの設定ツールへ移行予定とのことでした(具体的な時期は未定)。
ただ、こうした説明を受けても「本当に大丈夫かな…」と不安になる人もいると思います。そんな時は「VirusTotal」を使うとセキュリティ上問題ないか確認してくれるので、除外設定をする前にワンクッション挟んでみてください。
複数のウイルススキャンエンジンで横断的にファイルを検証できるサービスで、ファイルをアップロードするだけで手軽にチェックできます。
私自身もこの案内を受けた上で、念のためVirusTotalで確認してから除外設定の上でダウンロード・実行しました。結果的に無事アップデートが完了し、リニア設定も再起動後にリセットされなくなりました。
不明点あれば公式がDiscordでサポートしてくれるので、困った時はDiscordで対応してもらう方が早いかもしれません。
全体を見渡しての感想
機能そのものは悪くないんですが、正直ソフトウェア面は今回のUltimate Legend 8Kで一番気を遣うポイントでした。
UI言語が英語・中国語のみで日本語非対応な点、背面パドルやショルダーボタンへの機能割り当てが「マクロ設定」経由でしかできない仕様な点、そして今回のようにアップデート時にセキュリティ警告が出ることがある点。
ハード面の完成度が高いだけに、日本語対応やセキュリティ面にやや不安が残ります。
ここで一つだけ、強く伝えておきたいことがあります。セキュリティ警告への対処は、あくまで自己責任です。少しでも不安を感じたら、無理に除外設定をしたり実行したりしないでください。
これに関しては誰も責任を取ってくれませんし、PC本体もパーツもどんどん高騰しているこのご時世、自分の身は自分の判断でしっかり守るのが一番だと思います。
ちなみにZDGamingは、今回のやり取りの中で、将来的にはデスクトップソフト自体が不要になるWebベースの設定ツールへ移行し、こうしたセキュリティ警告自体をなくしていく方向で動いているとも回答してくれています。
なので、心配な人は無理に今すぐ対応せず、そのリリースを待つという判断も十分にアリだと思います。
マッピングや感度カーブの具体的な設定方法については、また別記事で詳しく紹介したいと思います。
まとめ:ZD Ultimate Legend 8Kはどんな人におすすめ?
ここまで長々と語ってきましたが、最後に「結局、誰にオススメのPADなのか」を整理しておきます。
- 拡張ボタンをフル活用して、APEXなどFPSで背面パドル・ショルダーボタンをガチり倒したい人
- 一台のPADをモジュール換装しながら育てていきたい人(TMR沼にハマってみたい人)
- DualSense Edgeクラスのカスタム性を、約半額の価格帯で試してみたい人
- 有線接続をメインで使うことに抵抗がなく、多少の英語UIも自力で乗り越えられる人
- 専用ソフトが完全日本語対応じゃないと使いこなせる自信がない人
- ファームウェア更新時のセキュリティ警告など、海外メーカー特有のトラブル対応を自己責任で判断するのに不安がある人
- 2.4GHz/Bluetoothでのワイヤレス接続を日本国内でメインに使いたい人(技適未認証のため)
- 軽量PAD至上主義の人(実測312gは決して軽くありません)
モジュール換装で進化し続ける、ゲーマーの「終着点」というキャッチコピー通り、「ZD Ultimate Legend 8K」はハード面では文句なしに"終着点"と呼べる完成度でした。
ただ、設定ソフト面に関しては現状、日本においてはまだ発展途上なので、そこを許容できるかどうかが購入の分かれ目になると思います。
個人的にはソフトウェアの問題さえ改善されればメイン機として使いたい「筆頭候補」です。
正直、モジュール換装と日本対応した場合のソフトウェアを考えた時、価格以上の価値があると感じました。
PADマニアのみならず、APEXで勝てるスペックを持っていると私は感じているので是非使ってみてほしいです。
最後に
実は、今回紹介した「ZD Ultimate Legend 8K」が、正式に日本市場へ進出することが決定しました。近日中にAmazonでの購入が可能になります。
この記事の中で何度も「技適未認証のため、無線接続は国内では使用に注意が必要」とお伝えしてきましたが、日本市場への正式進出が決まったということは、つまり技適認証もクリアされたということです。
有線接続限定で使ってきた身としては、正直かなり嬉しいニュースですね。ワイヤレスでも心置きなくプレイできる日が来るのは素直に楽しみです。
ImperialHalが認めた性能、モジュール換装によるカスタム性、そして今回の技適クリア。ここまで条件が揃うと、もう「知る人ぞ知る海外ブランド」とは言えません。日本のAPEXシーンにもガッツリ食い込んでくるポテンシャルを秘めたPAD、そしてメーカーだと思います。
正式な販売開始タイミングやAmazonページの詳細が分かり次第、Xでお知らせしていきますので、気になる方はフォローしておくと見逃さないと思います。
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今回のUltimate Legend 8Kに関しては開封時の様子を撮影し動画で公開しています。