[プロフリーク V2 Aoi V3] 実機レビュー|無段階調整で、高解像度PADを「さらに使える状態」にするフリーク

プロフリーク V2 Aoi V3 のレビュー記事アイキャッチ。パッケージと装着状態の製品写真、黄色の前モデルとの比較。0.1mm調整で高精度を引き出すフリーク。
プロフリーク V2 Aoi V3:パッケージと装着状態

どうも!

フリークを3本買って、3本とも「なんか違う」で終わった昔の話をします。

Low は低すぎる。High は指が疲れる。その中間が欲しいのに、選択肢がない。そんな「フリーク難民」を数ヶ月続けた末に辿り着いたのが しまリス堂のプロフリークでした。

結論から言うと、プロフリークはエイムの土台を物理レベルで作り直すデバイスです。

そんな私の右スティックを長年支配してきたしまリス堂さんから待望の新作【プロフリーク V2 Aoi V3 】が発売になり、速攻購入。約1か月APEXでその使用感をガッツリ試したので
皆さんと共有したいと思います。

三行まとめ(忙しい人向け)

Review Snapshot
Review Snapshot
◎ 最強点 世界唯一の無段階調整。0.1mm単位で「自分だけの高さ」を作れる。Low/High という二択から永久に解放される。
△ 注意点 先端まで最大高さにすると若干のゆるさが出る。ただし公式ガイドの正しい固定方法で基本的に解決する。      
→ 一言 「高さにこだわりがある、でも今まで妥協してきた」——全員が買っていい。

手持ち8台、全部に装着してみた

「どのPADに使えるの?」という問い合わせが来る前に書いておきます。筆者が所持しているコントローラー全台で実際に装着検証しました。

PAD Compatibility Grid
RAINBOW 3
RAINBOW 3
MOJHON
✓ 装着可
TT MAX
TT MAX
Gulikit
✓ 装着可
BLITZ 2 ALPS
BLITZ 2 ALPS
MOJHON
✓ 装着可
BLITZ 2 TMR
BLITZ 2 TMR
MOJHON
✓ 装着可
ES PRO
ES PRO
Gulikit
✓ 装着可
DualSense Edge
DualSense
Sony
✓ 装着可
DS4
DS4
Sony
✓ 装着可
Vader 5 Pro
Vader 5 Pro
Flydigi
✕ 装着不可

台座の爪の設計が絶妙で、フリックしても土台が浮く不安はほぼゼロ。これ一本で手持ち全PADに使いまわせるタイパの良さは、複数機を持つゲーマーにとってかなり大きいです。

PS系もXbox系にも使えるのがしまリス堂さん太っ腹ですよね。
他メーカーはPS用、Xbox用と分かれていて現代のサードパーティ製品だとユーザーどっち買えばいいか迷っちゃいますからね。

装着した感じ、きつく感じるのがPS系でした。一方でBLITZ2やRAINBOW3に関してはしっかり装着できるけど、装着後に土台事回せるくらいの余裕があります。ただ、操作中に回る事はないです。結論、BLITZ2、RAINBOW3に合う感じ。

値段が高いというレビュー等もありましたが、個人的にはどのスティックにも合うように調整されている商品でこの価格帯、逆に安いと思います。Switchにも合うらしいしね。

ちなみに「Vader 5 Pro」は装着しても緩々なので”装着不可”とさせてもらいました。
Vader 5 Pro はフリークが装着できない点が惜しいです。 今後の開発時には、フリーク互換性も考慮してもらえると嬉しいですね。

凸型と凹型、どっちを選ぶ?

Aoi V3 は凸型のみの販売になっているようです。凸型なのも私の購入動機。形状の違いは「見た目の好み」ではなく、親指とスティックの接触面積と力の入れ方に直結します。

Shape Comparison
凸型
Aoi V3(本レビュー製品)
指の腹の中心一点でスティック頂点を捉える形状。微細な方向制御をその一点に集中できる。
指先〜腹でスティックを「押す」操作が多い人
射撃中、反動を上から抑え込む動きをメインにしている人
APEX / FPS 全般筆者
凹型
別モデル
指の腹がスティックにフィットし、全面で包むように支持できる形状。安定した長時間操作に向く。
指の腹全体でスティックを「乗せる」操作が多い人
大きな方向転換・視点移動が多いゲームを中心にプレイする人
TPS や探索系アクション全般

筆者が凸型を選ぶ理由(APEX理論)

リコイル制御の話をします。

APEXの射撃では、発砲と同時にスティックを上から下へ傾けて縦反動を相殺する動きが基本になります。この「上から抑え込む」操作を精度よくやるには、スティック頂点の約2mm上に指を置き、頂点を支点として下へ力を入れる、という接触ポジションが最も安定します。

凸型の形状は、その「約2mm上に置く」という指の位置を物理的にサポートしてくれます。凹型だと指がスティック中央に引き込まれ、このポジションが取りにくい。少なくとも筆者の操作スタイルでは、これが凸型を選ぶ明確な理由です。

※ どちらが優れているかではなく、操作スタイル次第です。迷う場合はまず凸型から試すのをおすすめします。APEXを主戦場にしているなら特に。

高さ「+1mm」の正体——APEXのエイムに何が起きるのか

高さを変える話を「好み」で片付けるのは、もったいないです。ちゃんと説明します。

RAINBOW 3 のような最新PADの「12bit(4096段階)」という解像度は、入力の細かさとしてはほぼ天井に近い精度です。ただし実際の問題は「センサーが感知できるか」ではなく、「親指がそこまで細かく動けるか」にあります。標準スティックの高さのまま、微細な入力差を生み出すのは物理的に難しい。

AI調べですが、スティックを1mm高くすると、テコの原理により操作できる物理的な幅が約10%広がるそうです。物理的な計算をした上で「やはりな」って感じですよね。

同じ「少し傾ける」という意図が、より大きな入力幅に変換される——つまり、親指の動きに対して解像度が実質的に上がるということです。

Vader 5 Pro はフリークが装着できない点が惜しいです。 今後の開発時には、フリーク互換性も考慮してもらえると嬉しいですね。

APEXでの具体的なメリット

縦反動制御の話に戻ると、スティックをわずかに下へ倒す動作の精度が上がることで、「引きすぎて照準が下がりすぎる」「足りなくて上ブレが止まらない」という両端のミスが減ります。エイムが安定するというより、ミスの幅が物理的に狭くなるというイメージが正確です。

「フリークを付けるのは、単に指を高くするためではありません。『親指の操作スペースを物理的に2倍に広げる』ためです。←これめちゃくちゃ重要

スペースが広がることで、今まで1ミリのミスで外れていた弾が、物理的に『遊び』が生まれることで枠内に収まるようになります。練習で指先の神経を鍛えるより、フリークで物理的に的を大きくする方が、圧倒的に効率的です。」

スペックは「使える状態にして初めて活きる」
12bitのセンサーが正確に入力を受け取っても、親指がその精度で入力できなければ意味がない。プロフリークはセンサースペックを「使える状態」にする道具です。

デッドゾーン論——「引っ掛ける」から「操る」へ

少し前の話をします。

去年、私はエイムアシストを引っ掛ける目的のためにデッドゾーンを意図的に入れていました。スティックを少し傾けてもすぐ反応しないようにして、アシストの「引っ掛かり」をコントロールするためです。

特に腰撃ち3.5を体現するにはデッドゾーンで初速を殺す必要があったからです。

※腰撃ち3.5:感度設定3と4の中間値を、デッドゾーン調整で再現する筆者独自の方法。

ただし、高解像度12bit時代になって話が変わってました。

例えばデッドゾーンを10%設定するということは、中央付近の400ステップ以上の解像度を自分で無効化しているのと同義です。12bitで細かく拾えるはずの入力を、最初から捨てている。センサーは正確なのに、入口で情報を切り捨てている状態です。

スティックを高くして物理的な制御力を先に上げておけば、ゼロ付近の微細な入力でも意図通りに操作できます。デッドゾーンに頼らなくても安定するようになる。結果として「0デッドゾーン」でスティックに触れた瞬間から、12bitの精度でエイムアシストに能動的にアクセスできます。

「アシストを引っ掛ける」という発想は、低解像度で最適解の手法でした。12bit環境では、アシストは「引っ掛ける」ものではなく「解像度で操るもの」になっています。これがハードウェアの進化に合わせて筆者の考え方が変わった部分です。

※ デッドゾーンの最適値はゲームタイトル・プレイスタイル・PADのクセによって異なります。上記はあくまで筆者の現在の設定思想です。「0が絶対正解」ではなく、自分の制御力と相談して決めてください。

実戦投入レビュー——グリップ感と面のサイズが「精密」を形にする

2個目だからこそ気づける「質感の違い」

2個目のプロフリークということで、高さ調整は基本迷わなかったですね。
でも、使い始めた瞬間に気づくのが「グリップ感」の差。
これまでの黄色いタイプも馴染んでたけどAoiのグリップ感はそれ以上の感覚がありました。

ゴム質感が強い。同じフリークなのに、
指がしっかりホールドされる。この力を入れなくてもホールドしてくれるのが
かなりエイムに影響してきます。

持論ですが、スティック操作は力を抜けば抜くほどリコイルしやすく、レレレ撃ちが定まります。

つまり力を抜いた状態でもしっかり”引っ掛かる感触”がベスト

長時間プレイの疲労感にも大きく影響してくるし、おじさんの肩こりもやや軽減されますよ!

面の面積のジャスト感=精密操作の入口

プロフリーク V2 Aoi V3は黄色いタイプより面の面積がやや小さいんですよ。
最初は違和感でしたが、使い慣れる内に右スティックはAoi V3の方が感覚良くなっていったんですよね。

直径約2cm(素人採寸)
直径約2.2cm(素人採寸)

2mmの差って意外に親指置いた瞬間に「ちょっと小さいかな?」ってすぐわかるくらいなんですよね。

私はAoi V3のサイズ感めっちゃ気に入りました。

PAD厚さによる高さ調整——環境に合わせるフリーク

ここからが本領発揮。PAD個体によっても厚さが変わってきます。
RAINBOW 3 とBLITZ2を比較してみると

ハードウェア本体厚さグリップ厚さ
RAINBOW34cm4cm
BLITZ23.8cm3.6cm
TT MAX2.7cm3.9cm
Vader 5 Pro3.9cm3.9cm
Dual Sence 3.2cm4cm

比べてみるとRAINBOW3はやや厚みがあるPADなので、フリーク自体は高さ調整そんなに必要なかったりします。ただ、個人的には高めが好みなのでやや上げて使用しています。

逆にBLITZ2はフリークに高さが必要なくらいグリップ含め、薄めになっているので
この辺りは手のサイズ感と高さの調整が大事になってくるかもしれません。

私の場合、BLITZ2だとMAX高さを上げるくらいが丁度良かったです。
ですが高さを上げすぎる事によって気になる点があったので、 後の「欠点」セクションで詳しく説明します。

だから「このPADなら高さ+0.3mm」「こっちは+0.5mm」みたいに、
PADごとに最適な高さを細かく調整する試行錯誤が始まります。

無段階調整だからこそできる、この「PADに合わせる」という発想。
固定高さフリークには絶対に無理な世界。

私のように検証含めいろんなPAD性能に興味を持って複数個所持してるようなタイプの人には
必須のフリークなんじゃないでしょうか。

私的にはフリークの選択肢は”高さ調整できるもの一択”つまり結論はプロフリークなんです。

左黄色、右Aoi V3——フリーク環境の完成形

結論構成は上記写真に掲載していた通りこうなりました。

左スティックは従来の黄色いタイプ。右スティックはAoi V3。
この布陣が私の中では最強。

左は視点移動(大きな動き)だから、面積大きめ・ゴム質感薄めでOK。
右は射撃精密制御(小さな動き)だから、Aoi V3 の小さい面・強いグリップが必要。

——つまり、このデバイスは「左右で違う需要」を満たす性能を持ってるってことです。

「欠点」は実は使い方の問題だった——ただし条件あり

初期段階で「ネジが緩む」という課題がありました。
公式ガイドの正しい固定方法を確認したところ、その問題は基本的に解決します。

公式ガイド:プロフリーク V2 正しい固定方法

ただし、先端部分まで高さを上げるとやや緩い

正しい固定方法で大半の問題は解決しますが、 先端部分まで高さを最大に上げると、若干のゆるさが出ます。

これは「設計の限界」というより「仕様」として受け入れる必要があります。

筆者の運用では、完全に最大まで上げるのではなく、 自分の感覚で「これぐらいが安定」という高さで運用することで、 ネジ緩みの問題はほぼ発生していません。

結論:正しい固定 + 適度な高さ調整 = 安定運用

つまり、デメリットはほぼゼロですが、「最大値まで上げたい」というユーザーには 若干の妥協が必要な点は認識しておくべきです。

価格とコスパ——2,000円でフリーク難民が終わる

約2,000円。値段もサイズ据え置きの他社と比較しても変わらないし
「Low でも High でもない高さ」を求めて複数本買い続ける無駄を考えたら、最初からここに投資する方が圧倒的にコスパがいいです。

しかも一本で手持ち全PADに使いまわせるので、実質的なコスパはかなり高い。筆者は7台のコントローラーでこれを使いまわしています。

質感、面の面積と私的には言う事無しの大当たりの新作フリークでした。
ちなみに、しまリス堂とコラボしているAPEX解説系YouTuber「おやこどんのすけ」さん監修の フリークもあるので、今後試してみようと思っていますが、 正直Aoi V3がフィットしすぎていて、しばらく先になるかもしれません(笑)

こんな人に向いている

既製フリークのLow/Highで毎回妥協してきた人。高解像度(12bit)PADの性能を本当に使い切りたい人。セッション中に「さっきより感触が違う」と感じて集中が切れがちな人。

逆に、スティック高さにまったくこだわりがなく、今のデバイスに満足している人には過剰かもしれません。

私の持論ですが、RAINBOW3の【静電容量式×12bit】は中距離射撃に強いPADです。
中距離射撃に特化した設定にプロフリークは超必須です。
※詳しくは別記事『【2026年最新】MOJHON RAINBOW3|Apex最強設定ガイド!エイムアシスト特化と中距離ビーム特化カスタム【限定クーポン付】』

結論:1か月使い込んで気づいたこと

実は、購入前は「話題性」に注目していました。 他のプロフリークとの差は、あまり変わらないだろうと。

でも1ヶ月APEXで検証してみると、 「素材感とグリップ感の違いが、こんなに大きいんだ」 という気づきに尽きました。

特に、力を抜いた状態でのグリップ感がめちゃくちゃいい。 個人的に一番刺さった部分です。

フリーク自体は物理レベルでエイムが変わります。 操作感が統一される。疲労が減る。 自分の最適な高さにこだわるAPEXプレイヤーなら、これは必須です。

12bit環境を本気で使い切りたい。 中距離射撃をもっと安定させたい。 セッション中に「感触が違う」と悩みたくない。

迷ってるなら、今すぐ買って1週間試してください。 その後、他のフリークには戻れません。

今後のPAD戦線を見据えて

今後、高解像度のTMRセンサー戦線が激化し、 12bitも定番化していくでしょう。

そうなると、PADの仕様差も増えていく。 サイズ感も変わる。グリップも多様化する。

その時に「高さ調整できるプロフリーク」は1つ持っておくべき。 強く強くオススメします。

次のステップへ

他のプロフリーク(おやこどんのすけさん監修モデルなど)も試してみたいところです。 「この製品も試してほしい」というコメントが多かったら、期待に応えますので、 気になるフリークがあったらコメントくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
ゆうぺっくす
どうも! 「設定一つで、Apexはもっと楽しく、もっと勝てるようになる。」はじめまして、ゆうぺっくすです。 私はプロゲーマーでも、神エイムを持つ天才でもありません。むしろ、かつては「どれだけ練習しても撃ち合いに勝てない」と絶望していた凡人プレイヤーでした。 だからこそ、私は根性論ではなく「視覚・操作・聴覚」の三位一体という、徹底的にロジカルな攻略法に辿り着きました。 現在はその知見を活かし、月間6万件以上の能動的クリックを動かすデバイス専門家として活動しています。 視覚: 敵を「見つける」ためのモニター設定と、120FOV・引き伸ばし設定の最適化 。 操作: エイムを「吸いつかせる」ための、Blitz2やVader 5 Proといった最新PADの精密設定 。 聴覚: 足音を「聞き逃さない」ための、Sonar等のイコライザー設定 。 現在は、JAPANNEXT公式アンバサダーや、MOJHON・GuliKitといったグローバルメーカーと直接提携し、最新デバイスを実戦目線で徹底検証しています。 ガチレビューにこだわるのは、過去の自分のように「無駄な買い物で遠回りしてほしくない」という一心からです。 月間6万回以上 、読者の方が私の設定や情報を信じて動き、実際に「勝てた!」という声を届けてくれています。各シーズン、激変した環境で最短ルートでランクを上げたいあなたへ 。 私の全知識を、このブログに置いていきます。一緒に「最高の勝ち方」を見つけましょう。