どうも!
前回の”シーズン27ゲームシステム編”につづき
今回はレジェンド調整編をお送りします。
今シーズンの主役は、やはり ヴァルキリー。
…と言いたいところですが、
実際にプレイしてみると ランパート、ホライゾン も負けていませんでした。
それぞれが長い沈黙を破り、
独自の個性と存在感を取り戻しています。
- ヴァルキリー:空中戦の爽快感が復活
- ランパート:防衛と攻めの両立が可能に
- ホライゾン:再び“縦の女王”へ返り咲き
と、どれも環境の軸を変えるレベルのリワーク級強化。
一方で、前シーズンの上位帯で猛威を振るったレヴナントには下方調整が入り、
「縦の機動戦 × 防衛構成 × 中盤ファイト」が熱い、
まさに動のApexが帰ってきた印象です。
この記事では、
開発意図・プレイヤー体験・実戦Tipsの3視点で
主要4レジェンドの変化を徹底解説していきます。
Apex Legends シーズン27 ヴァルキリー調整内容まとめ
シーズン27で最も熱い復活劇。
ヴァルキリーの強化内容は、単なるバフではなく「空戦の再設計」といっていいほど大規模です。

調整概要
VTOLジェット(パッシブ)
ヴァルキリーの象徴であるジェットパックに、大幅なリワークが入りました。
機動力と回転率が向上し、よりテンポの良い“飛行ムーブ”が可能に。
- クールダウン
- リチャージの遅延時間を8秒から2.5秒に大幅に短縮
- リチャージ時間を約10.9秒から3秒に大幅に短縮
- 地面に着地するまで燃料のリチャージは開始しない
- EMP効果はジェットパックの燃料を消耗します
- 速度
- 水平飛行速度と横移動距離が大幅に増加
- 垂直飛行速度が上昇。 まっすぐ上に飛ぶときの垂直速度の増加
- 最初の0.5秒間の初速度ブーストを約25%速い加速から約5%遅い加速に減少
- 合計燃料量を8秒から6秒に減少
- 初期燃料消費量がわずかに増加
リチャージとは
リチャージ”とは、噴射で消費した燃料が自動的に回復し始めるまでの時間のこと。
この待機時間が短くなったため、よりテンポよく飛行→着地→再飛行ができるように。
機動性を“短時間高出力型”に寄せた印象。
小刻みな飛行→着地→再離陸を繰り返すことで、機動戦での立ち回りがより強化されていました。
ミサイルスワーム(アビリティ)
- 自身へのダメージとスタン効果を削除
- 命中時の短い(1.5秒)全身スキャンを追加
- 他のEMP効果と同様、戦術ダメージで移動パッシブのクールダウンが始まるように変更
- 30秒から25秒、クールダウンを5秒間削除
- 射撃するのに必要な頭上スペースの制限を削除
- 天井の低い状況(屋内や橋の下の目標への射撃)など、一部の状況でより効果的に機能するようにミサイルの経路を。
- 最大射程を100mから125mに増加
「狙った場所に飛ぶ!」という安心感がかなり増しました。
屋内で壁に刺さることが減り、飛行中でも撃てる仕様が本当に強い。
特に「あと少しで倒せそう!」という場面での追撃が気持ちいい。
ミサイルを“追従射撃”させる戦法、ぜひ試してほしいです。
スカイハイダイブ(アルティメット)
- 発射高度を15%上昇(アフターバーナー標準化)
- クールダウンを30秒短縮(3分から2.5分に短縮)
- 離陸までの遅延を2秒から1.5秒に短縮
- 離陸前のゆっくりと上昇する時間を1.83秒から1.33秒に短縮
- 自己キャンセルのクールダウンペナルティを削除
- ダメージのクールダウンペナルティを54秒から30秒に減少
飛行中にミサイルを発射できるようになったのは革命。
降下直後の被弾リスクを減らす設計だと思いますが、
空中から敵をスタンさせて一気に潰す“奇襲ダイブ”が強すぎる!
正直、今後ナーフが入ってもおかしくないレベルの完成度です。
アップグレード内容
- レベル2
- アフターバーナー: 削除(デフォルト機能に追加)
- アイズ・イン・ザ・スカイ: レベル2に移行
- フルカバー: ミサイルの発射パターンを3×5から4×5に変更
- レベル3
- フルタンク: 削除(ジェットパックを大幅変更)
- NEW スーパーソニック: アルティメットの発射時間を約50%短縮
- 改善: エアリエルエキスパート:ジェットパックの水平速度を改善し、ハンドリングを大幅に改善。初期燃料消費量を減らし、総燃料をわずかに減少します。
補足
【レベル2】
アフターバーナー ▶ スカイハイダイブの高度が15%上昇
アイズ・イン・ザ・スカイ ▶ スカイダイブ中により遠くから壁越しに敵の位置が見える
【レベル3】
フルタンク ▶ ジェットパックの燃料25%増加、補給の遅延を大幅削減
アップグレード選択のポイント
- レベル2:索敵強化 or ミサイル数アップ
- レベル3:ウルト回転率 or 機動性強化
筆者は“ミサイル数アップ+VTOL操作性重視”で安定感を取っています。
総評:シーズン27のメタはヴァルキリーか!
ヴァルキリーが現環境に最もアジャストして強化された印象。
飛行テンポの改善とアビリティの再構築で、
これまで以上に“立体的な戦術”を楽しめるレジェンドへ進化しました。
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Apex Legends シーズン27 ランパート調整内容まとめ
プロシーンでは高ピック率のランパートにも強化が入りました。
シーズン27での調整は、単なる強化ではなく「防衛キャラの再定義」。
これまで守りに特化していたランパートが、チームを前に押し出す“攻撃型サポート”として再構築されています。
戦闘改造職人(新パッシブ)
従来の「改造ローダー(Modded Loader)」に新たな機能が追加。
ランパートの進化レベル(Evoレベル)に応じて、遮蔽物の壁が強化されるようになりました。
🔹 効果概要
- 壁の耐久値がEvoレベルごとに上昇
- Lv1:400 → Lv4:最大800(+200/レベル)
- シールド部分の耐久値も増加(175 → 最大225)
- 壁設置中のHPは減少(120 → 100)
- 壁設置中にアークスターの倍率が削除(1.5x → 1.0x)
- 手榴弾系の被ダメージは増加(1.0x → 2.0x)
増幅バリケード
今回の調整で、ランパートのアイデンティティでもあるバリケードに
「天井シールド」と“加速チャージ”の新機能が追加されました。
- シールドに天上壁が追加
- 増幅シールドを通してダメージを与えるか、壁に敵がダメージを与えることで、壁をチャージできるように。
- 壁のチャージは壁を乗り越えることでスピードブーストに変換されます壁は最大300ダメージを蓄積でき、フルチャージ状態では15秒間速度が上昇します。速度ブースト時間は、蓄積されたチャージに比例して増加します。
- 壁のチャージは仲間のみが使用でき、各仲間は個別にチャージを使用できます。壁が破壊されると、近くのチームメイトにスピードブーストが自動的に付与されます。
- 壁のチャージはダメージの25%分蓄積され、増幅シールドを通してのダメージは100%で蓄積されます
- スピードブーストはダッシュ時のみ適用されます
アップグレード
- レベル2
- アルティメットのクールダウン: 削除
- バンダリア: 削除(コンバット・リザーブと入れ替え)
- NEW: コンバット・リザーブ: 弾薬の蓄積数の増加、グレネードスロットの追加、赤い武器サプライボックスへのアクセス
- NEW: 臨戦態勢: 増幅バリケードの後ろにいて、シールドが維持された状態であれば、リロードが高速化され、無限弾薬を獲得します。
- レベル3
- ランプアップ: 変更なし
- 増幅リロード: 削除(臨戦態勢に置き換え)
- NEW: 再構築モジュール増幅バリケードが体力を回復し、一定時間ダメージを受けなかった後にシールド部分を回復します
補足
バンダリア ▶スタックごとに追加の弾薬を携行する
増幅バリケードの内容がイマイチ、筆者的には「?」が浮かんだ内容だったので
詳しく調べてみました。
増幅バリケードの強化内容(新仕様)まとめ
実はこの仕様、ただの“防御壁”ではなく、「与ダメージを蓄積して味方の加速に変える」という攻撃的な仕組みになっていました。
壁越しに敵へ与えたダメージは100%、敵から壁が受けたダメージは25%分が“チャージ”として貯まり、最大で300まで蓄積されます。
このチャージを溜めた状態で味方が壁を乗り越えると、スプリント速度が最大15秒間アップ。
しかもチームメンバーごとに個別適用され、壁が破壊された際にも近くの味方へ自動的にブーストが配布される仕様です。
| 区分 | 内容 | 数値・仕様 | 備考 |
|---|---|---|---|
| チャージ発生条件 | 味方が壁越しに敵へダメージ | 100%蓄積 | 与ダメージ分そのまま貯まる |
| 敵が壁そのものにダメージ | 25%蓄積 | 壁が撃たれるだけでも少し貯まる | |
| 最大チャージ量 | ー | 300ダメージ分 | 満タンで最大ブースト発動 |
| ブースト時間 | 満タン時 | 15秒 | ダメージ量に比例して延長(線形スケール) |
| ブースト効果 | スプリント速度上昇 | 約+20〜25%(体感値) | 走っている間のみ有効 |
| 発動条件 | チャージ済みの壁を乗り越える | ー | バニホ越えでも発動可 |
| 適用対象 | 味方全員(個別管理) | 各プレイヤー別に使用可 | 壁破壊時は近くの味方に自動付与 |
| 戦略的特徴 | 攻防一体の設計 | “撃たせて貯める→越えて攻める” | 防衛→突撃の流れを作る |
| 弱点・注意点 | グレネード被弾2倍/設置中HP減少 | (120→100) | 建築時に割られやすい |
要するに――
「壁を置いて守る」ではなく、「壁を活かして攻める」。
敵に撃たせて貯める → 壁越しで撃って貯める → 越えて一気に詰める、
という“攻防一体のムーブ”が可能になったわけです。
この仕様変更でランパートは、これまでの「防衛特化」から「攻撃の起点を作るレジェンド」へと進化したといえます。
この強化内容すごくないです?
この発想は全くなかったので、運営すげーってなりました。終盤、バリケードで構築された建物戦がどのような進化したランパートが運用できるのか楽しみです!
オーディオ設定はデバイスから ▼
Apex Legends シーズン27 ホライゾン調整内容まとめ
かつて環境を支配したホライゾンが、
シーズン27で待望の強化を受けて復活。
特に”グラビティリフト”に関連する強化内容が多かったので
簡単にまとめました。
グラビティリフト
ホライゾンの象徴である重力リフトが、
スピード・持続・回転率のすべてで強化されています。
| 項目 | シーズン26 | シーズン27 |
|---|---|---|
| 上昇速度 | 300 | 375(+25%) |
| 上昇後の滞空時間 | 0.5秒 | 1.5秒(3倍) |
| クールダウン | 25秒 | 20秒(−5秒) |
| クールダウン開始遅延 | 10秒 | 2秒(−8秒) |
| 実質クールダウン合計 | 約35秒 | 約22秒(−13秒) |
要するに:
「リフト乗って撃つ」テンポが爆速化。
スキルを撃ったらすぐ次のリフトが溜まり、攻撃のリズムが倍増しました。
🔹 開発の狙い
開発チームはこう語ります。
「リフトが使われない=ホライゾンの存在価値が半減」
使用テンポと滞空安定性を改善することで、
リフト戦特有の“爽快感”を取り戻す意図が見えます。
💬 筆者の体感
リフト滞空中の安定性・操作性が明確に向上。
上昇→ピーク射撃→下降のサイクルが滑らかで、
敵から見た“的のズレ方”も自然に変化。
今シーズンは、撃ち合い中の「重力制御」感覚が強化された印象です。
ブラックホール(アルティメット)
ホライゾンの代名詞・ニュート(N.E.W.T)にもバフが入りました。
変更点
- クールダウン:3分30秒 → 3分(−30秒)
- 体力:175 → 225(+50)
💡 ポイント:
壊されにくくなったうえに、回転率もUP。
投げてからの生存時間が伸びたことで、一時的な遮蔽代わりにも使えるようになりました。
アップグレード
- レベル2
- アルティメットのクールダウン: 削除(デフォルト機能に追加)
- 戦術クールダウン: 削除(デフォルト機能に追加)
- NEW: グラビティブーツ: 空中でしゃがむと、より素早く落下する
- NEW: ニュート・スクート: グラビティリフトから出た後、ジャンプを押すとグライドする
- レベル3
- エネルギー保存: 変更なし
- コンバット・リザーブ: 削除
- NEW: ノックエキスパート: ノック時に戦術アビリティチャージを獲得。
補足
エネルギー保存 ▶ パッシブ「スペースウォーク」で着地した際にHP25回復
コンバットリザーブ ▶アサルトクラス用ボックス解放、弾薬ストック増加
おすすめ構成:
レベル2は瞬発力の「グラビティブーツ」、
レベル3はテンポを維持できる「ノックエキスパート」が安定。
総評:重力を制する者が戦場を制す
今シーズンのホライゾンは、
「高所を維持するキャラ」から「高所を制圧するキャラ」へと進化。
リフト短縮+ニュート耐久アップにより、
1ファイトごとに全スキルを確実に回せるテンポ型レジェンドに。
味方の射線に合わせたリフト運用が鍵。
重力を制する者が、シーズン27のApexを制す。
Apex Legends シーズン27 レヴナント調整内容まとめ
レヴナントに、ついに抑制の一手。
シーズン26ランク上位帯で猛威を振るったレブナントが、今 シーズン27では公平な戦闘設計に沿って再チューニングされました。
主な調整内容
- シャドウパウンス(戦術アビリティ)
- 最大移動距離を縮小(詳細数値非公開)
- 初動速度・速度維持時間など、飛び込み性能が低下
- 他アビリティ・アップグレードにおける性能変更は特になし
→ 突撃力の頂点を少し抑え、反撃・対応の余地を増やす設計へ
開発の狙い
開発チームは次のようにコメントしています。
「高ティア帯では、レヴナントがあらゆる距離から不意打ちできる状況が多すぎた。プレイヤーが“反応するチャンス”を取り戻すことが狙い。」
つまり、今回の調整は「弱体化を目的としたもの」ではなく、
“選んだプレイヤーに差が出るレジェンドに戻す”ための設計です。
突撃の一手を打つには、距離 & 状況判断がより重要になっています。
実戦Tips
- 距離感を再学習:旧感覚で飛び込むと届かずカウンターを受けやすい。
- マントルブースト等との併用を検討:移動予測が読まれやすくなった分、複合ムーブで補強。
- 味方と連携して戦う:単独突撃より、サポート or囲まれた状況での切り返しに適性あり。
まとめ:動き出したメタの主役たち
シーズン27「Amped」では、
ヴァルキリー・ランパート・ホライゾンがそろって復権を果たし、
シーズン26環境を支配してきたレヴナントが一歩後退。
これまでの「固定化されたメタ」が大きく揺れ動くシーズンです。
空を制し、壁で守り、重力で翻弄する——
それぞれの強化が“チーム連携”と“戦術の幅”を広げてくれています。
Apexは再び「プレイヤースキル×判断力」で差がつく環境へ。
あなたが好きなレジェンドにも、きっと再び輝ける瞬間が訪れるはずです。
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