どうも!
ALGS札幌大会の開幕直前に飛び込んできた、ImperialHal選手の使用デバイス禁止というニュース。
世界最強の呼び声高いプレイヤーが、大会開始わずか12時間前にメインのコントローラーを奪われるという異常事態に、SNSでは驚きと不安の声が広がっています。
いや、これはホント衝撃。
同時に「自分が使っているコントローラーももしかしたらダメなのでは?」
「そもそも何が違反だったの?」そんな疑問を抱えている方も多いはずです。
この記事では、今回の騒動の核心を突きながら、初心者の方でもこれだけは知っておきたいコントローラーのルールについて分かりやすく解説します。
読み終える頃には、自分のデバイスが安全かどうかを自信を持って判断できるようになっているはずです。
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ALGS札幌大会で起きた「異例の事態」の真相
2026年1月、札幌の地で開催されているApex Legendsの世界大会「ALGS Championship」。この歴史的な舞台の幕開けと共に、コミュニティを揺るがす衝撃的なニュースが駆け巡りました。
優勝候補の筆頭であるImperialHal選手(Team Falcons所属)が、愛用していたコントローラー「ZD Ultimate」の使用を禁止されたのです。大会開始まで残り12時間という、極めて異例のタイミングでの通告でした。
使用禁止の決め手となったのは、このデバイスが持つ高度すぎる通信機能にありました。ZD Ultimateは専用のスマートフォンアプリと連携し、ワイヤレスで設定を瞬時に書き換えられる仕様です。
運営側が特に問題視したのは、以下のポイントです。
- 外部からの遠隔操作リスク 観客席などから、Bluetooth接続されたスマートフォンを使って、外部の人間が設定を勝手に変更できてしまう恐れがありました。
- 不正の芽を事前に摘む決断 運営側は、実際にズルが行われたかどうかではなく、外部から操作される可能性が1%でもある以上、競技の公平性を守るためにリスクを排除する必要があると判断しました。
「ズルができる可能性が少しでもあるものは認めない」という、世界大会ならではの非常に厳しいリスク管理が今回の決断の背景にあります。
デバイスの「進化」と「正しく使いこなす責任」
今回の件は、デバイスが便利になりすぎたゆえの課題とも言えます。
しかし、これは決して「多機能なコントローラーが悪い」という意味ではありません。
大切なのは、デバイスの特性を正しく理解し、運営が求める公平な設定で運用することです。Flydigi Apex 4やBIGBIG WON BLITZ 2、GameSir G7 Proといった高性能なコントローラーを、自分の純粋な実力を引き出すためのツールとして正しく使いこなすこと。
それが、これからの時代のプレイヤーに求められる大切な姿勢と言えるでしょう。
Pad関連の情報はこちらのブログでも随時更新していきます!
そもそもマクロや連射機能ってなに?
マクロ設定とは「全自動ボタン」のこと
マクロとは、複数の操作を一つのボタンに覚えさせて、自動で実行させる仕組みのことです。
例えば、電子レンジの「お弁当あたため」ボタンを想像してください。
本来なら「ワット数を設定して、時間を合わせて、スタートを押す」という3つの手順が必要ですが、ボタン一つで全部やってくれますよね。 ゲームで言えば「Aボタンを押すだけで、ジャンプしながら後ろを向いて撃つ」といった複雑な動きを勝手にやってくれるのがマクロです。
連射機能とは「超速タップ」のこと
本来、単発の武器(G7スカウトやピストルなど)は、指で一回ずつボタンを押さないと弾が出ません。しかし、連射機能を使うと、ボタンを押しっぱなしにするだけで、機械が指では不可能なスピードで連打してくれます。
なぜこれらがダメなのか
理由はシンプルで、練習して身につけた技術(実力)ではなく、コントローラーの性能(機械)で勝負が決まってしまうからです。100m走で一人だけ「自動で足が動く靴」を履いて走るのが許されないのと同じ理由ですね。
競技の鉄則「1入力=1行動」を知ろう
eスポーツの世界には、絶対に守らなければならないルールがあります。
それが「1つの入力(ボタンを押す)に対して、ゲーム内の動きは1つだけ」というものです。
- セーフ:背面のボタンに「ジャンプ」を割り当てる(1ボタン=1アクション)
- アウト:1つのボタンに「しゃがみ」と「ジャンプ」を同時に覚えさせる(1ボタン=2アクション)
背面にボタンがあること自体は、指が届きやすくなるだけなので全く問題ありません。
しかし、そこに複数の役割を持たせた瞬間に、それは「マクロ」という違反行為に変わります。
私自身、BLITZ2で1つのボタンに2つ割り当てる設定をしていましたが、規約に触れるので
やめました。
あなたのコントローラーは大丈夫?見分け方チェックリスト
「自分の使っているデバイスが心配」という方は、以下のチェックリストと、具体的に注意が必要な機種名を確認してみてください。
| チェック項目 | 内容 |
| 純正品やライセンス品か | PS5純正、Xbox純正、SCUF、Victrixなどの有名メーカー品なら基本は安全です。 |
| スマホアプリがあるか | スマホでマクロを組める機能がある場合、大会に出る際は特に注意が必要です。 |
| 連射・コンボ機能 | コントローラー単体で「ボタン入力を記憶」させる機能を使っていないか確認しましょう。 |
1. 具体的に注意が必要な「高機能・サードパーティ製」モデル
以下の機種は非常に性能が高く人気ですが、「スマホアプリでリアルタイムに設定を変えられる」「マクロや連射を本体に記憶できる」機能を持っているため、今回のALGSのような厳格な大会では確認対象になりやすいモデルです。
- Flydigi: Apex 4、Vader 4 Pro、Vader 3 Pro など
- MOJHON(旧BIGBIG WON): BLITZ 2、Rainbow3、Rainbow2 Pro など
- GameSir: T4 Cyclone Pro、T4 Pro、G7 SE(一部設定) など
- 8BitDo: Ultimate Controller、Pro 2 など
これらのコントローラーは、専用のスマホアプリ(Flydigi Space StationやBIGBIG WONアプリなど)を使うことで、PCを使わずとも手元で簡単にボタン配置やマクロ(複雑な動きの登録)を変更できてしまいます。
この「いつでもどこでも書き換えられてしまう自由度」が、競技シーンではリスクとみなされました。
2. 安全圏とされる「公式・ライセンス品」モデル
一方で、以下のメーカーのものは「1入力=1行動」の原則を守りやすく、多くのプロ大会でも使用が認められています。
- 純正品: PS5 DualSense Edge、Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2
- 公式ライセンス品: Victrix Pro BFG、SCUF Reflex / Envision、Razer Wolverine シリーズ
3. 設定でここをチェック!「連射・コンボ」の有無
特定の機種名だけでなく、自分の設定画面に以下の項目がないか見てみましょう。
- 連射(Turbo/Rapid Fire): ボタンを押しっぱなしで勝手に連打になる設定。
- コンボ・マクロ(Combo/Macro): 1つのボタンに「しゃがみ→ジャンプ」のように順番に動作を登録する設定。
- リコイル制御(No Recoil): 撃った時のブレを自動で抑えるような特殊な設定。
一般的なランクマッチやカジュアルプレイで、普通に(マクロを使わずに)遊んでいる分には、上記の「注意が必要なモデル」を使っているだけでBANされることはまずありません。
FlydigiやMOJHONなどのコントローラーは、スティックの精度が非常に高く、純粋に「使いやすいデバイス」として優秀です。
あくまで「マクロなどの自動化機能を使わないこと」、そして「公式大会を目指すならルールに適合したモデルを選ぶこと」が大切です。
今後の中華製コントローラーはどうなる?
今回のALGSでの禁止騒動を受けて、FlydigiやMOJHON(旧BIGBIG WON))といった中華製コントローラーメーカーは、新たな局面を迎えています。
今後、メーカー側が力を入れると予想されるのが、ソフトウェア側での「物理的なロック機能」の実装です。
1. 焦点は「不正の余地をゼロにできるか」
これらの中華製コントローラーが禁止されたのは、性能が悪いからではなく、むしろ「多機能すぎて外部から操作できる隙があったから」です。 そのため、今後は以下のような機能が標準搭載されるかが焦点となります。
- スマホ連携の完全遮断: モードを切り替えると、Bluetooth接続自体を物理的にカットする機能。
- マクロ・連射の完全ロック: 大会運営が確認した際に、その場では絶対に設定を変更できないようにする「閲覧専用モード」。
2. すでに動き出しているメーカーも
今回の騒動に対し、最も迅速に動いたのがGameSir(ゲームサー)という印象です。なんと、公式ライセンス品であるGameSir G7 Proをプロ選手に無償提供するなど、異例のスピードでサポートを開始しています。
このようにメーカー側が「競技シーンのルール」に寄り添う姿勢を見せることで、「高性能でありながら、大会でも安心して使える」という最強のコントローラーが生まれる大きなきっかけになるかもしれません。
G7 ProはXboxの公式ライセンスを取得している「お墨付き」のデバイスです。
今回の対応の早さを見ても、他の中華メーカーより一歩、二歩先んじて「信頼」を勝ち取っていると言えるでしょう。
3. 私たちユーザーが期待できる未来
これからは「中華製だから不安」と避けるのではなく、「ルールを守るための機能(ロック機能)がしっかり備わっているか」を確認して選ぶ時代になります。
現状のPad機能の向上は間違いなく中華製コントローラーが安価で多機能なPadを次々と開発し市場に送り込んできた賜物です。
一昔前はそれなりの機能を持つPadを所有するのに3万~4万くらいの費用がかかっており
一般ユーザーには手が届きにくいデバイスでした。
しかし、1万円前後というどの年代も比較的手が出せる範囲内のコストで
カスタマイズ性高いPadを開発してきた点は絶対に評価すべきです。
今回の件を受けて、今後はソフトウェア側でスマホ連携やマクロを完全に遮断する「トーナメントモード」のような機能が新たに備わるかどうかが、メーカー選びの焦点となりそう。
こうしたアップデートが進めば、一般プレイヤーも「自分の愛機が世界大会でも認められている」という誇りを持ってプレイできるようになるはずです。
個人的には、MOJHON(旧BIGBIG WON)のパッドは性能が非常に高く、ソフトウェアの詳細設定も含めてかなり「推し」のメーカーです。
特にRAINBOW 3やBLITZ 2のようなモデルは、その高いポテンシャルを正しく発揮できる機能制限モードの搭載に期待がかかります。
結論:通常プレイなら全く問題なし!
結論から言えば、普段のランクマッチやカジュアルを楽しむ上では、これらのコントローラーを使っても全く問題ありません。
今回のALGSでは厳しい判断が下されましたが、運営側も「以下の3つのルール」を守っていれば、普段のプレイでBAN対象になることはないと明言しています。
- マクロ機能を使わない(操作の自動化)
- 連射機能を使わない(タップ撃ちの自動化)
- 複数ボタンの割り当てを行わない(1入力に対して1動作を守る)
この基本さえ守れば、高性能なデバイスはあなたのプレイをより快適にしてくれる最高のパートナーになります。正しい知識を持って、最高のデバイス体験を楽しみましょう!















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