どうも!
APEXプレイしていて、こんな経験したことありませんか?
- 先にダメージを出したのに負けた
- 人数有利だったのに壊滅した
- ファイト後に「今の、よく分からない負け方だった…」と感じた
エイム練習もしているし、設定も見直している。
それでもファイトの勝率だけが安定しない。
この記事は、
「どうすれば勝てるか」を教えるものではありません。
「なぜ負けたのかが、ちゃんと分かるようになる視点」
を身につけるための記事です。
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多くの人は「負けた理由」を正しく見返せていない
ファイトに負けたあと、
多くの人はこんな振り返りをしています。
- エイムが合わなかった
- 反応が遅れた
- 詰めるのが早すぎた(遅すぎた)
もちろん、それも一因ではあります。
ただ、これだけでは次に何を変えればいいかが分かりません。
結果として、
- 同じような負け方を繰り返す
- なんとなく立ち回り動画を漁る
- でも実戦では変わらない
というループに入りやすくなります。
実戦中に「考えられない」のは当たり前
ここで、ひとつはっきりさせておきます。
実戦中に冷静に考えられないのは、普通のことです。
これは意識や根性の問題ではなく、
人間の脳の仕組みそのものが関係しています。

人間の脳には、大きく分けて2つの役割があると言われています。
- 考える・整理する脳(前頭前野)
- 反射的に動く脳(扁桃体・運動野)
APEXの実戦中は、
- 被弾
- 大きな音
- 敵の急な出現
といった刺激が一気に入ります。
この瞬間、脳は
「考える」より「生き残る」モードに切り替わります。
結果として、
- 冷静な分析
- 状況整理
- 言語化
を担当する前頭前野の働きは、
一時的に弱くなります。
APEXの実戦中は、
- 情報量が一気に増える
- 被弾・音・視点操作に集中する
- 判断のほとんどは反射で行われる
この状態で、
「今の状況は有利か不利か」
「敵の選択肢は何か」
を考えるのは、かなり難易度が高いです。
そのため、この記事では、
実戦中に考えることを前提としていません。
大事なのは「負けたあと」にどう見返すか
この見方が役に立つのは、
負けたファイトをクリップで見返すときです。
「今のなんで負けたんだろう?」
と感じた場面を、一度止めて見返します。
そこで使うのが、次の問いです。
「このファイト、敵が“できなかった行動”は何だったか?」
ここで大事なのは、
- 正解を出すこと
- うまく言語化すること
ではありません。
「具体的に挙げられるか(言語化できるか)どうか」
それだけです。
なぜ「できない行動」に注目するのか
ファイトの勝敗は、
一瞬のエイムや反応だけで決まることは少なく、
小さなミスの積み重ねで傾いていきます。
そしてそのミスが、
- どれくらい許されるか
- ひとつで致命傷になるか
は、ファイト前の状況で大きく変わります。
その差を見抜くヒントが、
「敵ができなかった行動」です。
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よくある負けシーン①:ダメージを出したのに詰めて負ける
たとえば、
- 敵に100〜150ダメージを入れた
- チャンスだと思って前に出た
- でも撃ち返されてダウン
このシーンをクリップで止めて見返します。
この直前、敵ができなかった行動は何だったでしょうか。
見返してみると、
▶敵は回復していない
▶遮蔽物があり、普通に撃ち合える
▶逃げ道も複数残っている
つまりこのファイト、
敵の行動はほとんど制限されていなかったことが多いです。
ダメージは出しているけれど、
負けた理由は
「詰めた判断」ではなく、
敵の状況を何も変えられていなかったことにあります。
よくある負けシーン②:人数有利なのに撃ち負ける
次によくあるのが、
- 3vs2の人数有利
- 「これは勝てる」と前に出る
- 正面から撃ち合って全滅
これも見返してみます。
▶敵2人とも遮蔽物が使えている
▶横や高所からの圧がない
▶逃げ道も残っている
人数は有利でも、
敵ができない行動はほとんどなかった。
この場合、
「人数有利=勝てる」と思い込んでいたことが、
負けた原因だったと気づけます。
よくある負けシーン③:詰めなかったことで逆転される
逆に、
- 敵を削ったが慎重になりすぎた
- 詰めるのが遅れた
- 回復されて押し返された
こんな場面もあります。
見返してみると、
▶敵は1人で回復で止まっていた
▶高所を取られて顔を出しづらかった
▶逃げ道も限られていた
この場合は
攻略しやすい状況だった可能性があります。
ここで気づけるのは、
「自分は慎重すぎた」のではなく、
状況を言葉として捉えられていなかったという点です。
この見返し視点のゴール
この見方の目的は、
- 正しい判断を覚えること
ではなく - 「なぜ負けたかを説明できるようになること」
です。
最初は、
- 「敵、普通に全部できてたな」
- 「逃げ道、全然残ってたな」
そんな一言で十分です。
この見返しを繰り返すと、
- 同じ形に違和感を覚える
- 危ないファイトを避ける
- 無意識に前に出なくなる
といった変化が起きます。
考えながらプレイしなくても、
あとから整理した思考が、実戦中の直感に変わっていく。
これが、この見返し視点の一番の価値です。
まとめ|勝てない原因は「分からないままにしていること」
APEXでファイトに勝てない原因は、
- エイムが弱いから
- 判断が遅いから
ではなく、
負けた理由を分からないまま次に進んでいることです。
だからまずは、
- 負けたファイトを1つ選ぶ
- クリップを止める
- 「敵ができなかった行動」を探す
そこから始めてみてください。
このの積み重ねが、
「なぜ負けたかが分かるプレイヤー」へと、
確実に近づけてくれるはずです。
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